2010/09/02
社会貢献ってナニ?
今年も
24時間テレビが終わり、夏ももう終わりだなと思いたいのですが、例年と比べ、今年はまだまだ、夏の高気圧が元気すぎます。
そんな暑い最中、
ある企業さんから、社会貢献したいのだがというご相談を受けました。
確かに、
企業には、社会の一員である以上、自社が属している社会に何がしかの貢献を果たす義務があると思います。
しかし、
どの企業も、紋切り型の社会貢献しか思いつかないようで、河川の清掃作業等々、どこでもやっているコトをしたがります。
本当の社会貢献の意味を、分かっていないが故なのでしょうが、『そうだ清掃活動をしよう!』と、まるでJRのコマーシャル『そうだ京都に行こう!』のように、声高に叫びます。
みんなが、
同じ貢献をする必要はなく、それぞれの企業が、自社の強みを活かして社会に貢献できることがあると思うのです。
あるお弁当屋さんは、
高齢者向けのお料理教室を定期的に開き、自宅で簡単にできる介護食の作り方を無料で教えています。
また、ある歯科医院さんは
ただしい歯磨き習慣を地域に定着させたいと、無料のブラッシング指導を幼稚園などに出かけて行っています。
組織だけではありません。
私の母親(72歳)は、最近かかってきた電話で、『近くの駅の掃除を毎月やってるんよ。』と言います。
『地域の活動なの?』と聞くと、『イヤイヤ。自分で勝手にやっている』と言います。
近くの駅は無人駅で、草は伸び放題、ゴミも散らかり放題と、利用していて、気持ちのいいものではなかったと言います。
どの場合も、
私利私欲で社会貢献しているわけではありません。ですから、何も宣伝しませんし、こういった活動を『やってあげているんだ!!』とアピールもしません。
お世話になった
社会に貢献したいという、純粋な気持ちで行っているのです。
ですから、自らアピールしなくても、ちゃんと地域の人は見ており、評価をしています。
むしろ、
ホームページ等で、清掃活動しました!とアピールする方が、周りの人は認めていないのではと思います。
そういうページを見ると、私は、『また売名行為をしている!それを恥ずかし気もなく、アピールするなんて、品のない会社だな!!』と思います。
自分からアピールして
世間に伝わるより、世間の方からアピールされて広まっていく方が、どれだけカッコよく、しかもインパクトも強いか、考えたら分かるはずのですが。
毎月1日、
地元の駅舎を掃除するお婆さんを見かけたら、声をかけてあげてください。
『お婆ちゃん、いつもありがとうね。お婆ちゃんはきっと天国にいけるよ!』と、声をかけてあげてください。
ウチの母親は、『良いことをしたら、天国に行ける』と信じて、奉仕活動に励んでいるのです。
小さな、私利私欲ですが、許してあげてくださいね。
◆今日のポイント
社会貢献は、肩肘はらず、自社の強みを活かして行うべきだ。
そして、自然にそのウワサが広がるのを待つべきだ。
よろしければコメントをください。